性病検査で早期発見、早期治療

性病は放っておいても治りません、それどころか病気による症状は進行悪化しさらに、大切な家族、パートナー、自分身をも傷つけます症状に気付いたら性病検査検査による早期発見早期治療は、自分とそして大切な人を守ります性病は感染しない対策が大事ですが、もしかしたらと思ったら早期発見を心がけましょう。

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10個の項目で簡単症状チェック



性病の種類


クラミジア

淋病

トリコモナス

カンジダ

梅毒

HIV

ヘルペス

クラミジア

クラミジアトラコマティスが尿道や性器に感染することで起こる感染症。
感染後数週間で発症するが、無症状の場合もある。
男性の場合は、尿道からの分泌物、軽い排尿痛、尿道のかゆみや不快感、軽い発熱や痛みがあり尿道からうみが出ることもありますが、さらさらした透明なものから粘りのあるものまで有りますが量は少なめです。
女性の場合は、おりものの増加や不正出血、下腹部の痛み、頻尿、排尿時性交時の痛みがあるが自覚症状がとぼしいため女性の半数以上が全く症状を感じないと言われております。
症状が進むと男性の場合は尿道経由で前立腺炎・副睾丸炎・肝炎・腎炎になる事あり女性の場合は子宮頸管炎・子宮内膜炎・卵管炎になり、進行すると骨盤腹膜炎になったり肝周囲炎や卵巣炎を引き起こし、子宮外妊娠や不妊の原因となる事もある。また産道感染により、新生児が結膜炎・肺炎を発症することがある。また絨毛膜羊膜炎をおこし流産、早産の原因ともなります。オーラルセックスでは、咽頭へも感染します。
なおクラミジアに感染していると、他の性行為感染症やHIVの感染率が飛躍的に高くなります。

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淋病

淋菌の感染により起こる感染症。
感染後に数時間から数日間で発症し男性の場合では淋菌性尿道炎、女性の場合は子宮頸管炎
を最初に発症し、尿道炎になると排尿時の痛みや尿道口よりだらだらとした黄緑色の膿が出たりします。
何日かすると自然に排尿時の痛みや膿が出るのことが治まる場合もありますが、淋病が治ったわけではありません。
淋菌はいつまでも尿道内潜んでいるので症状が進むと男性は精巣上体炎、女性は卵管炎を併発します。
そしてオーラルセックスにより咽頭炎や扁桃炎の原因ともなっています。肛門性交では直腸炎を引き起こす原因ともなっています。

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トリコモナス

トリコモナス原虫による感染症。
トリコモナスの感染は主に女性が膣炎・子宮頸管炎・尿道炎といった症状がみられ膣トリコモナス症と呼ばれます。黄色く水っぽいおりものや、悪臭を伴う泡だったおりもの、性交・排尿時の不快感、性器のかゆみ・痛み・灼熱感などがある。まれに下腹部に痛みを感じる場合もあります。通常は10日ほど潜伏期を経てこれらの症状が現れ続発症としてHIV感染リスクや未熟児の出産が増加するということもあります。
男性の場合、自覚症状があまりありませんが尿道炎、前立腺炎を起す場合があります。
尿道の感染の場合は排尿にて排出される可能性があり、深刻な事態には至らず症状としては
尿道からの膿、軽い排尿痛などがあります。

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カンジダ

カンジダは真菌というカビの一種に属する菌が性器に感染して生じる感染症
カンジダは、もともと性器周辺やその他の体表に存在するいわゆる常在菌で、この菌が何らかの原因によって異常に増殖し痒みをともなった炎症を起こします。
原因としては、健康時は免疫により菌の増殖を防いでいるが、体調の悪化などで免疫力が落ちると繁殖して強い痒み、白いドロッとしたあるいは黄緑色っぽいおりものや塊状のおりもの(酒かす、カッテージチーズ、ヨーグルト、豆腐くず等)が増えてきて、膣口や陰唇、外陰部が真っ赤に炎症をおこす。
他には、抗生物質を服用した後、生理の前、通気性の悪い下着や衣類の着用によって陰部の蒸れなどにより炎症が起こる。
男性の場合は、亀頭のかゆみやただれ、亀頭からの分泌物、などがあります。
性行為以外でも発症します。

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梅毒

性行為等によりスピロヘータの一種、梅毒トレポネーマによって発生する感染症。
感染後3~4週間後に発症しますが、期間はまちまちで早ければ1週間後、遅ければ13週間ほど過ぎてから発症する場合もあります。
皮ふや粘膜の小さな傷から病原菌が侵入し、血液中に入って全身に広がり口に梅毒の病変部分がある場合は、キスでも感染します。
感染を放置しておくと第1期、第2期、潜伏期、第3期、第4期と段階的に進行し心臓や脳の障害を引き起こし、死に至ることもあります。
梅毒に感染するると、HIV(エイズウイルス)などにも感染しやすくなります。
第1期
感染後3週間~3か月、感染した部分(陰部、口唇部、口腔内)に塊(無痛性の硬結で膿が出るようになり、これを硬性下疳と言う)ができる。塊はすぐ消えるが、稀に潰瘍となることもありまた、股の付け根の部分のリンパ節が腫れますがこれらの症状は、放置しておくと2~3週間で消えます。

第2期
感染後3か月~3年、病原菌が血液に入り、全身に広がります。
全身のリンパ節が腫れる他に、発熱、倦怠感、関節痛などの症状がでる場合がある。
ピンク色の円形のあざが体の中心線にあたる部分を中心に顔や手足にでき全身に広がり、顔面にも現れ特に手掌、足底に小さい紅斑が多発し治療しなくても1か月で消失しますが、抗生物質で治療しない限りトレポネーマは体内に残っていいます。

潜伏期
第2期の症状が消えるとともに始まり潜伏期が始まってからの2年から3年間は、第2期の症状を再発する場合があります。

第3期
感染後3~10年、皮膚や筋肉、骨などにゴムのような腫瘍が発生し結節性梅毒疹やゴム腫などといわれますが現在ではみることは稀である。

第4期
感染後10年以降、多くの臓器に腫瘍が発生したり、脳、脊髄、神経を侵され心臓、血管、神経、目などに重い障害が出て麻痺性痴呆、脊髄瘻を起こし死亡する。

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HIV

人の免疫細胞Tリンパ球やマクロファージ(CD4陽性細胞)に感染して免疫細胞を破壊し、最終的に後天性免疫不全症候群(AIDS)を発症させるウイルス
HIVは大きく分けて、HIV1型とHIV2型があります。
HIV、ヒト免疫不全ウイルスの感染によってAIDS後天性免疫不全症候群が引き起こされる。
HIVに感染してもすぐにエイズを発症するわけではなく治療を受けないで自然に経過した場合、数年から十年間程度の無症状の長い潜伏期があります。

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ヘルペス

ヘルペスは、単純疱疹と帯状疱疹の2つがあり、どちらもヘルペスウイルスが引き起す。
症状もある程度似ているが、この2つは別の疾患である。
一度ヘルペスウイルスに感染すると、すべてのヘルペスウイルスを体からなくすことはできません。
性器へるぺすは、あらゆる性行為によって感染し口唇にヘルペスの症状がある時にオーラルセックスをすると、相手の性器に感染します。
最初は患部の表面にヒリヒリ感やむずかゆさなどを感じ、2~10日ぐらいで強い痛みや発熱かゆみを伴った2mm前後の水疱や赤いブツブツができます。
また同時に太もものリンパ節の腫れや痛みが見られ、亀頭や陰茎に症状が出ることが多いですが、太ももやおしり、肛門周囲、直腸粘膜に出ることもあります。
なお1年以内に8割以上が再発すると言われ過労・セックス・ストレスなどの刺激で再発することが多く、最初の感染の場合よりも症状は軽いことが多く、治るまでの期間も短くなります。

おりもの
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